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【3分で理解】Cookie(クッキー)とは?仕組みと種類を解説

2023年02月23日

こんにちは、ゆうきです。

今回は、

「Cookieって何?聞いたことあるけどいまいち分からん」

という方向けに、

Cookieの仕組みだったらり役割、種類についてわかりやすく解説します。

最近、個人情報保護の観点からCookieの規制の動きが加速していますので今回記事にしました。

さっそく、みていきましょう!

Cookieとは

一言でいうと

Webサイトがユーザーのコンピューターに保存する小さなデータの塊

Cookieは、Webサイトがユーザーを識別し、設定や状態を保存するために使用されます。

✔️設定?状態?具体的に何を保存しているの?

・Webサイトの設定
・Webサイトの閲覧情報
・ログイン情報
・ユーザーの行動履歴

などを保存しています。

ECサイトにログインし、買い物かごに商品を入れ、Webサイトを閉じる

再びWebサイトに入ってもECサイトにはログイン状態のまま、さらに買い物かごの商品は残ったまま

このような快適にWebサイトを閲覧できているのは、Cookieが私たちの情報を記録してくれているからです。

Cookieのメリット

Cookieには、以下のメリットがあります。

・ユーザーの設定や状態を保存できるため、再設定する手間が省ける。
・ログイン情報やショッピングカートの情報などを保存できるため、ユーザーが再度入力する手間が省ける。
・Webサイト側でユーザーの行動履歴を把握し、より良いユーザー体験を提供することができる。

Cookieのデメリット

Cookieには、以下のデメリットがあります。

・ユーザーのプライバシーが侵害される可能性がある。
・Webサイト以外の第三者によって、Cookieが盗まれる可能性がある。
・Webサイトから送信されるCookieが多すぎると、ブラウザのパフォーマンスに悪影響を与えることがある。
・Cookieが有効期限を過ぎる前に削除されることがあるため、ユーザーの設定や状態が失われることがある。

ユーザー側は、Cookieをブロックする設定や、定期的にCookieを削除する方法などを使って、自身のプライバシーを守ることができます。

Cookieの種類

Cookieには、

「ファーストパーティーCookie」と「サードパーティーCookie」

の2種類があります。

それぞれ解説します。

ファーストパーティーCookie

ファーストパーティCookieは、現在表示しているウェブサイトから送信され、同じWebサイトで使用されるCookieのことを指します。

つまり、ファーストパーティCookieは、ユーザーが直接アクセスしているWebサイトのオーナーが設定したCookieであり、そのWebサイトでのみ使用されます。

ファーストパーティCookieは、Webサイトの機能を改善するために重要な役割を果たしていますが、ユーザーのプライバシーを侵害することもあるため、Webサイト側は適切な管理方法を採用することが重要です。

また、ユーザー側は、ファーストパーティCookieをブロックする設定を行うことができますが、その場合、Webサイトの一部機能が利用できなくなることがあります。

サードパーティーCookie

サードパーティCookieとは、現在表示しているウェブサイト以外のWebサイトから送信され、別のWebサイトで使用されるCookieのことを指します。

つまり、サードパーティCookieは、ユーザーがアクセスしているWebサイト以外のオンライン広告配信ネットワークやアナリティクスツールなどが設定したCookieであり、異なるWebサイト間で情報を収集するために使用されます。

サードパーティCookieは、ユーザーのプライバシーに関する懸念があります。

ユーザーは、自分のオンライン行動が広告配信業者などによって追跡されていることを知らずに、個人情報が収集されてしまうことがあります。

また、サードパーティCookieを使用する広告配信業者によって、ユーザーに不適切な広告が表示されたり、スパムメールが送信されたりすることもあるため、セキュリティ上のリスクがあるとされています。

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